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よくあるご質問

マレーシアの他家幹細胞治療についてのよくあるご質問

治療の内容、日本の制度、渡航、細胞、費用について、よくいただくご質問にお答えします。

治療の内容

マレーシアで受けられる幹細胞治療とは、どのようなものですか。
健康なドナーから採取して培養した間葉系幹細胞(MSC)を、クアラルンプールの提携クリニックで点滴により投与する治療です。細胞は骨髄由来と臍帯由来の2種類から選べます。当社はご相談から帰国後まで日本語でご案内します。
間葉系幹細胞(MSC)とは何ですか。
骨髄・脂肪・臍帯などから採取して培養できる細胞です。国際細胞治療学会(ISCT)の基準では、プラスチックに接着すること、表面マーカー CD73・CD90・CD105 が陽性で CD45・CD34 などが陰性であること、骨・軟骨・脂肪の3系統に分化できることを満たす細胞を、由来を問わず MSC と呼びます。
「他家」と「自家」の幹細胞治療の違いは何ですか。
自家はご自身の細胞を採取・培養して戻す治療、他家は健康なドナーの細胞を培養して投与する治療です。日本で広く行われているのは自家の治療で、当社がご案内するのは他家の治療です。
骨髄由来と臍帯由来の間葉系幹細胞は、何が違いますか。
同じ種類の細胞を、どこから・誰から採るかの違いです。骨髄由来は成人ドナーの骨髄から採り、研究の歴史が最も長い細胞です。臍帯由来は出産時に提供される臍帯(ウォートンジェリー)から採り、供給が安定しています。→ 骨髄由来と臍帯由来
骨髄由来と臍帯由来のどちらを選べばよいですか。
どちらが優れているかをヒトで比べた臨床試験は、当社の知る限りありません。2026年にはラットの関節のモデルで骨髄由来のほうが良い結果だったという研究(Osteoarthritis and Cartilage)がありますが、動物実験です。違いをご確認のうえ、現地の医師の診察を経てお選びいただきます。
点滴にはどのくらい時間がかかりますか。
1回1〜2時間ほどです。投与中と投与後は、提携クリニックで経過を観察します。
何回受ける必要がありますか。
1回の渡航で1回の点滴が基本です。回数は現地の医師が診察時にご説明します。
他人の細胞を投与すると、自分の遺伝子は変わりますか。
変わりません。投与した細胞は体内に定着せず、時間とともに減っていくと考えられています。
副作用はありますか。
MSCの点滴の安全性をまとめた系統的レビュー(EClinicalMedicine 2020 など)では、一時的な発熱が最も多く、重い有害事象との関連は確認されていません。ただし長期の情報は限られています。点滴部位の痛みや腫れ、アレルギー反応が起こることもあります。→ ご確認事項
治療を受けられない人はいますか。
がんの治療中の方、活動性の感染症がある方、妊娠中・授乳中の方、18歳未満の方などは受けられない場合があります。最終的には現地の医師が判断します。→ 受けられない方の条件

日本の制度

日本では、他家の幹細胞治療は受けられないのですか。
法律上は受けられます。ただし他家細胞の治療は再生医療等安全性確保法の「第一種再生医療等」にあたり、委員会の審査、厚生労働大臣への計画提出、厚生科学審議会の意見聴取、90日間の提供制限期間が必要です。そのため自由診療で提供している医療機関はほとんどありません。
日本の再生医療の区分(第一種・第二種・第三種)とは何ですか。
細胞のリスクに応じた区分です。第一種は他家細胞・iPS細胞・ES細胞など、第二種はご自身の細胞を培養する治療(自家のMSCなど)、第三種は細胞を大きく加工しない治療(PRPなど)です。→ 日本の制度
日本で承認されている間葉系幹細胞の製品はありますか。
あります。他家骨髄由来MSCの製品が造血幹細胞移植後の急性GVHD向けに2015年、自家骨髄由来MSCの製品が脊髄損傷向けに2018年(条件・期限付き)に承認されています。いずれも当社がご案内する治療とは別の製品です。
日本国内でMSCの点滴はどのくらい行われていますか。
大阪大学の研究グループが2026年に脊髄損傷分野の提供計画41件を分析したところ、脂肪由来が68%、骨髄由来が32%、点滴での投与が71%、培養期間は約4週間でした(Regenerative Therapy)。多くはご自身の細胞を使う自家の治療です。
日本の健康保険や医療費控除は使えますか。
健康保険は使えません。海外での自由診療のためです。医療費控除などの税務上の扱いは、税理士や税務署にご確認ください。
医薬品副作用被害救済制度の対象になりますか。
対象外です。日本で承認されていない細胞を海外で投与するためです。健康被害に対する補償制度もありません。

マレーシアと渡航

なぜマレーシアで幹細胞治療を受けるのですか。
理由は三つです。国が医療ツーリズムを推進していること(保健省傘下の MHTC が2009年に設立、2024年に160万人・2025年に180万人を受け入れ)、日本から直行便で約7時間と近いこと、ご相談から帰国後まで日本語で対応できることです。→ なぜマレーシアか
マレーシアの医療は国際的に評価されていますか。
医療ツーリズムの業界誌 IMTJ の Destination of the Year に4回(2015〜2017年、2020年)選ばれています。国際的な医療施設認証 JCI を受けた機関は17あります。
マレーシアでは幹細胞治療は承認されていますか。
承認・登録された幹細胞製品はありません(MHTC、2025年12月)。細胞製品は国家医薬品規制庁(NPRA)の枠組みのもとにあります。当社の提携クリニックは、培養施設と医療施設が保健省と NPRA の規制と承認のもとにあると公表しています。これは施設の認証で、製品の承認ではありません。
日本からマレーシアへはどう行きますか。
成田・羽田・関西からクアラルンプールまで直行便で約7時間、時差は1時間です。日本国籍なら90日以内の観光目的の滞在に査証は不要です。到着3日前からオンラインで入国カード(MDAC)を登録します。
最短で何日あれば治療を受けられますか。
1泊2日です。1日目の午後に到着して休み、2日目の午前に診察と点滴を受け、夜の便で帰国できます。治療の翌日に休む2泊3日も選べます。→ 日程の例
現地での送迎や通訳はありますか。
あります。空港・ホテル・クリニック間の送迎は治療費に含まれ、診察と点滴には日本語の通訳が同行します。
夫婦や親子で一緒に受けられますか。
同じ日程で受けられます。受けられるかどうかは、お一人ずつ現地の医師が判断します。

細胞と品質

骨髄由来の細胞は、どのように作られていますか。
日本国内の製造元が、20〜25歳の健康な登録ドナーの骨髄液約20 mLから細胞を分離し、特許を取得した方法で約2週間培養します。凍結せずに冷蔵で輸送し、培養完了後48時間以内に使います。製造元は、2022年にシンガポール保健科学庁(HSA)から細胞培養の承認を受けたと公表しています。
臍帯由来の細胞は、どのように作られていますか。
提携クリニックがクアラルンプールの施設内の培養室で、200を超える標準作業手順書に沿って製造しています。クリーンルームは ISO 14644-1/-2 に準拠し、NEBB の適合証明と NPRA の cGMP 証明を持つと公表しています。
GMP や cGMP の認証は、製品が承認されたという意味ですか。
違います。GMP は製造施設と工程の管理基準で、製品の有効性や安全性を当局が承認したことは示しません。→ 認証の読み方
使う細胞に特許や論文はありますか。
骨髄由来細胞の製造元は、培養方法・運搬方法などに関する日本の特許7件(2017〜2025年登録)と、日本の医科大学との共同研究による査読論文1本(Human Cell 2020、試験管内の研究)を持っています。いずれも細胞や製法に関するもので、ヒトでの効果を示すものではありません。
使う製品の名前がサイトに載っていないのはなぜですか。
日本で承認されていない医薬品は、名称を広告に使うことが薬機法で制限されているためです。製品名、製造元、提携クリニック名は、個別相談と契約書でお伝えします。

費用とご相談

費用はいくらですか。何が含まれますか。
金額は細胞の種類と回数で異なるため、個別相談でお伝えしています。細胞、医師の診察と投与、日本語の説明と通訳、現地の送迎が含まれ、航空券と宿泊は含まれません。
契約は誰と結びますか。
治療を受ける方とマレーシアの提携クリニックとの間で結びます。当社は日本語でのご案内と手続きのお手伝いをします。お支払いとキャンセルの条件は、お申し込み前に書面でご説明します。
個別相談では何が聞けますか。医師と話せますか。
内容・費用・日程・リスクをご説明し、製品名や金額もお伝えします。オンラインで30分程度、無料です。担当は当社のスタッフで、医師の診察はマレーシア到着後に行います。
問い合わせのときに病歴を書く必要はありますか。
不要です。お名前と連絡先だけで申し込めます。

2026年9月時点の内容です。ほかのご質問は オンライン個別相談 でお受けします。